聖母マリアが見える

 こんにちは、今日も同様、暑い日が続きます。1990年のポーランドは、不況の嵐が吹き荒れ、仕事がない、というのが人々の口癖だったようです。その当時、社会現象

 こんにちは、今日も同様、暑い日が続きます。

1990年のポーランドは、不況の嵐が吹き荒れ、
仕事がない、というのが人々の口癖だったようです。
その当時、社会現象となったのが、そこかしこに、聖母マリアが見えるというものでした。
バラエティドラマ、?wiat wed?ug Kiepskich で当時の社会現象を皮肉っています。
失業中のキエプスキッフ氏(キエスプキッフはポンコツという意味)の
家族と近所の人たちの身の回りに起こる出来事を面白おかしくした番組です。

番組中、キエプスキッフ氏の家のおばあちゃんが壁に、聖母マリアの影を見て、
近所の人に知らせます。
やがてキエプスキッフの家が見学会場になり、
キエプスキップの家の水道水をありがたいからと言って売り出す者も出始めます。
ドラマでは面白おかしく描いていますが、
当時あまりにもマリアが見えるという人々が現れすぎたので、
カトリック教会側が、そんなことは無いと否定の見解を出したほどだそうです。
仕事がない不景気の社会を反映した現象だったのでしょうか。

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