Volksdeutsche フォルクスドイチュ

 こんにちは、今日も快晴、ブログ訪問ありがとうございます。ちょっと歴史の暗部について紹介します。第2次大戦中、ドイツの占領下のポーランドでは、Volksde

 こんにちは、今日も快晴、ブログ訪問ありがとうございます。

ちょっと歴史の暗部について紹介します。
第2次大戦中、ドイツの占領下のポーランドでは、
Volksdeutsche (フォルクスドイチュ)というものがあったそうです。
これは、ドイツ人かどうか宣誓する署名で、
ドイツ人と書いたら、身柄は保護され、
ドイツ人でなかったらその後は敵国の人民として扱われるものです。
第2次大戦前も、ドイツ人がポーランドに来て、
ポーランド人と結婚して住んでいたりしていたので、
踏み絵のようなものだったんですね。
ヤボジュノがあるシロンスク県のあたりは、
戦争がある度に、ポーランド領になったり、
ドイツ領になったりしているので、
住んでいる人も複雑に入り混じっていることでしょう。
例えば、ドイツ人と結婚していたポーランド人女性。
姓はドイツ人の名前なので、
フォルクスドイチュには、ドイツ人と署名できますし、
心がポーランドにあれば、署名しないでしょう。
ものすごい葛藤があったと思われます。
どちらを選んだとしても、戦争の極限状態での判断は、
今の平和な世の中の基準で、あーだこーだ言えるものではありません。
戦争での人間の狂気は止められる物ではないので、
そのような状態が起こらないことを願うばかりです。

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