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Cyganie ツィガニ

 こんにちは、今日は快晴。気温が徐々に上がってきました。

先日見たドキュメンタリーはちょっと衝撃できでした。
ジプシーを題材にしたドキュメンタリー番組です。
ポーランド語でCyganie(ツィガニ)といいます。
日本ではあまりなじみがない、または見たことがないかも知れません。
住む場所を転々としたり、自由奔放な生活が、ルールに厳しい日本人社会から
ちょっと憧れが感じられるかもしれません。
しかし、ジプシーの方が多く住むヨーロッパでは問題のひとつと捉えられているようです。
彼らのルーツはインドからのようです。
彼らの生活スタイルと、ヨーロッパの国に住む人の生活スタイルが違うため
摩擦が生じるようです。
そのドキュメンタリー番組では、否定的な見方で放映されていました。
映像中には、全く働かず、政府から支給された住宅に住み、
毎月政府から支給される補助金で暮らすジプシーの生活が映されています。
子供を生むと、補助金がまた支給されるため、どんどん子供を産む親も映されていました。
住宅環境は劣悪。ジプシーの住む居住区は壁で囲われていて、
中に住むジプシーはもっとテリトリーを広げて欲しいと主張していました。
また子供の頃から、お金を親元に奉納しろと教育されています。
なので、親元にお金を渡さない日は、また狩りに行って来いと叱咤激励されます。
お金を待ち行く人々から恵んでもらえない場合は、最悪盗んで来いと言われていました。
なので、ATMの前でお金をおろす人に近づき、子供たちはお金を取り上げようとします。
子供の頃からそのように教育されているのだから、
盗むということは悪いとは思わないでしょう。
末端のジプシーから徴収されたお金は、ねずみ講のように親の親の親にお金が渡り、
ルーマニアにあるジプシーたちの本部に送られるようです。
ルーマニアにあるジプシーの高級住宅地がそのドキュメンタリー番組のエンディングで
映されていました。ものすごい豪邸が並んでいます。
近年はジプシーの子供たちに一般の教育を施したりして、
ヨーロッパの国々の道徳観、一般的常識を普及させているようです。
ジプシーは他の民族と交わりたがらないようですが、中には普通の学校に通って
一般の社会で働きたい方もいます。
ただ、ジプシーということで、学校の入学を断られたり、就職を断られたりするようです。
見た目が独特の顔をしているので、差別の対象になりやすいようです。
そんな彼らは音楽の才能に秀でているように思います。
世界各地の音楽を取り入れ、彼ら独自の音楽を生み出しています。
ポーランドでもジプシーの音楽祭が開かれています。
いろいろ考えさせられるドキュメンタリー番組でした。
文化の尊重と、一般的な常識、社会のルール、文明が供に歩んでいくのは
本当に難しいです。
働かざるもの食うべからずという一般的な社会の常識も、
ジプシーの社会ではまったく独自の文化に反するものでしょう。
末端のジプシーの文化、風土を利用して、
貨幣経済の社会の時流にもったジプシーの上層部が豊かな暮らしをしているのは皮肉です。
世界にはいろんな文化、慣習を持った民族がいると本当に感じます。
そんな彼らが、日本の社会、国に行ったらどうなるでしょうか。
外国人の受け入れ、多民族国家、国際交流、聞こえはかっこいいですが、
一緒に住んで暮らしていくとなると、本当に覚悟が必要です。
やっぱり現実は甘くないなあと思います。
ある程度の住み分けって平和に暮らしていくのに必要かなと思います。